奇妙な果実

藤井フミヤ( FUMIYA FUJII ) 奇妙な果実歌詞
1.さまよう果実

作詞:石田衣良
作曲:奥野利幸

砂漠さまよう 乾き切った肌に
あなたの命 かけてください
なんども深く 傷つけていいよ
そのひと滴で 生きてゆける

わたしとあなたがつながると
ちいさな海ができるね
ふたりで泳ごうよ ガラスの砂漠の夜に
愛に充たされてる 今 さまよう果実

心の襞も ひび割れたようで
わたし生きたまま 枯れてないかな

むかい風 目も開けられない
手を伸ばし つかんだかけら
あなただけ 未来をくれたのは
ちいさな卵を抱えて

ふたりで空翔けよう 光りの街を離れて
愛に傷ついてる みな 奇妙な果実

ふたりで泳ごうよ ちいさな海に揺られて
愛に濡らされてる 今 夢見る果実
ふたりで空翔けよう やわらかな翼にのり
愛に広がってる みな さまよう果実

今 愛する果実
壊しても いいよ


2.SINGER

作詞:PANTA
作曲:藤井フミヤ・山内薫・森安信夫

蒸し返さないでくれ
思い出させないで
キミの吐息が傷に
浸みる

ただキミといたかった
だからオレは避けてた
そんな理由じゃダメかい?
後には戻れない

男は唄う 女の胸の中で
目を閉じて 涙 こらえながら

キミに 聞こえるだろか オレの哀しみ
見えない涙 聞こえない声
キミに 届くだろうか オレの悔しさ
歌にならない 出来損ないの 愛なんて

オレを笑ってくれ
懲りもしないオレを
いつも誰かを壊す
オレを

でもキミが欲しかった
だから抑えつづけた
あんな事件がなけりゃ
おとなしく引いてたのに

女は唄う 男の胸を燃やす
唇の震え 抱きしめたい

さあ 唄え 声嗄(か)らして
そう誰も みんなSINGER Sing Your Love

オレは唄えるだろか キミへの想い
張り裂けそうな 胸掻きむしり
オレは応えるだろか キミの問い掛け
強がってるのは やめちまえ

キミに 聞こえるだろか オレの哀しみ
見えない涙 聞こえない声
キミに 届くだろうか オレの悔しさ
歌にならない 出来損ないの 愛なんて


3.ラブレストラン

作詞:小竹正人
作曲:山内薫・森安信夫

レストラン キミはレストラン
Love Restaurant ボクのレストラン
Love Restaurant キミはレストラン

白い首の下 パラダイス
想像しただけでさ My sweet cherry pie
ハート蕩(とろ)けるような キミを頂戴!!

黄色い太陽を 遮るアンブレラ
Jet なハートビートを ラララ オーダー

メニュウに載ってない カンバセーション
かき混ぜて ほら ボクに食べさせてみて
Sexy ミールの「L」ove(エル) 今日は頂戴!!

黄色い太陽を 遮るアンブレラ
Jet なハートビートを ラララ オーダー
ジューシーでつれない よそいきのマスタード
ガマン漏れちゃうような キミをオーダー

レストラン キミはレストラン
Love Restaurant ボクのレストラン
Love Restaurant キミはレストラン

左胸らへんに ズキズキと
ジャンクな時限爆弾 仕掛けてあるみたい
爆発する前に 愛を頂戴!!
笑顔頂戴!!
キミを頂戴!!
スグに頂戴!!
全部頂戴!!


4.土砂降り

作詞:服部祐民子・藤井フミヤ
作曲:服部祐民子

いつもと同じ最終電車は
いつもと同じホームの端へと
いつもと違うのはこの土砂降り
ただ早く眠ってしまいたかった

上り線ホームは雨のカーテン
その向こうに立ち尽くしてる

君の瞳を見つけたんだ
僕は思わず鼓動を失う
会えない人がすぐ傍にいる
君は静かに視線をそらした
記憶が目覚めぬように

聞き慣れた発車のベルが響く
見慣れた電車の扉が閉じる
呼び慣れた君の名前を呼ぶ
雨音の中へ全て消えてく

黒い空を見上げる雨宿りの群れ
さすらうように歩き出す

どうか雨よ降り続けてくれ
消えかけた悲しみが流れてゆく
もう戻らない何もかもが
蹲るほど胸が痛みだす
滲むアスファルトの上


5.この世の果てまで

作詞:森雪之丞
作曲:藤井フミヤ

(眠れない)魂は
寂しさに震えてる
(やるせない)涙ごと
この身体摺(す)り寄せて
夜明けを待つだけ

(運のない)人生を
告白(バラ)しあい恋をした
(隠せない)胸の中
弱さとか傷痕が
双子のようにね...似てたよ

この世の果てまで堕ちてゆく
あなたを抱いたまま
愛でも罪でもかまわない
孤独な魂を救えるなら

(歌えない)カナリアも
飛ぶことはできるのに
(羽根のない)二人には
逃げ場所も他にない
狭いモーテルの...鳥カゴ

この世の果てまで堕ちてゆく
あなたを抱いたまま
違ったリングが輝いた
悲しい指先を絡めながら

この世の果てまで堕ちてゆく
あなたを抱いたまま
愛でも罪でもかまわない
孤独な魂を救えるなら

悲しい指先を絡めながら


6.オレンジ

作詞:水政創史郎
作曲:山内薫・森安信夫

雨上がりの 街を 夕焼けが包む
オレンジ色に 染められた僕たち
ただ立ちつくして
君の横顔

悲しい 果実の ように 陽は沈む

アスファルトに 落ちて 濡れてるポップコーン
たとえここが ニセモノの世界でも
震えるほど
君を抱きしめる

流星が 夜を 流れる前に…
果実の キズアト みたいな悲しい
きれいな きれいな ソライロ


7.木漏れ日の風に吹かれ(New version)

作詞:藤井フミヤ
作曲:藤井フミヤ

ふたりで歩いて来た道
もう今は 遠い空の下

あの頃 追いかけた夢は
あの場所に置き忘れたままさ

光る若葉のメロディー
流れゆく季節の中
どれだけその名を呼んだことだろう

君の横顔を見つめていよう
ふっと振り向いて 微笑むまで
君の横顔を見つめていよう
揺れる木漏れ日の風に吹かれ

ふたりで歩いて行く道
どこまでつづいてるのかな

遥かな虹の向こうに
寄り添う ふたつの影がある

七色の空を見上げ
ありがとうと手を振るよ
涙色の雲へ消えてゆく

君の横顔を見つめていよう
ふっと幸せを祈るように
君の横顔を見つめていよう
揺れる木漏れ日の風に吹かれ
風に吹かれ…


8.破滅のバラッド

作詞:YOU
作曲:堂島孝平

欠けた満月 赤すぎる部屋
切れた電話 傷に砂
潰れた果実 紫の壁
割れたグラス さびた夢

裏切りたいや 満たされたいや
歪んだ夜と 感じない心で ただ君を求めよう

ああ だんだん僕は壊れかけてゆく lala
ああ 破滅のバラッド
ああ だんだん僕は汚れかけてゆく lala
ああ 僕をみないで...

沈む太陽 緑のライト
夏の気配 泣けるかな..

間違いたいや 愛されたいや
卑怯な夜に 耳をふさいだまま ただ抱きしめててよ

ああ だんだん僕は壊れかけてゆく lala
ああ 破滅のバラッド
ああ だんだん僕は汚れかけてゆく lala
僕を忘れて..


9.たとえばなし

作詞:下田逸郎
作曲:山内薫・森安信夫

あなたにはわからない この世界
心さえ裏切るの 私のからだ
夢から 追い出され ゆくの
あなたにとって それは
おとぎ話 今も

あなたには届かない この想い
形などつかのまの 心のいやし
手をかえ 品をかえ ゆくの
私にとって それは
たとえ話 いつも


10.人生だネェ

作詞:森雪之丞
作曲:山内薫・森安信夫

タバコハヤメル
キンシュヲチカウ
ウワキモオシマイ
デモアヤマラナイ
カエッテクンナヨ
カエッテキテモムダダ

やっぱり縁がない
(ないかもしれない)
性格キツイ女
喧嘩のたびに泣く
(泣くのは俺か?)
Ah...人生だネェ

バスタブミガク
アサメシツクル
イヌデモカオウカ
デモアヤマラナイ
カエッテキヤガレ...
カエッテクルカイ
カエッテキテクダサイ

さっさと縁を切れ!
(切れずウダウダ)
結局元に戻る
ナイスバディな尻
(尻に敷かれる)
Ah...人生だネェ
人生だネェ...

シッカリしろよ俺
ガッカリするよ...?

やっぱり縁がない
(ないかもしれない)
性格キツイ女
喧嘩のたびに泣く
(泣くのは俺か?)
Ah...人生だネェ
人生だネェ...


11.廃虚の模型

作詞:売野雅勇
作曲:藤井フミヤ

笑いすぎて憂鬱になる
夢の果ての夏の TOKIO
きみの嘘で元気になる
僕は明るい廃虚の模型

服を選ぶように 素敵な恋選んで
生き方さえ忘れてく

愛だけが僕らの弱点なのかな
たましいが泣いてる

天国へのドアのように
デリケートにシャツを開く
蜜のような秘密も消えた
僕は明るい廃虚の模型

人生よりもっと優しそうな誰かの
肌に抱かれ眠りたい

愛だけが僕らの弱点なのかな
たましいが泣いてる

二度ともう誰も愛せないのか
少年の日のように

愛だけが僕らの弱点なのかな
たましいが泣いてる

二度ともう誰も愛せないのか
少年の日のように

愛だけが僕らの
たましいが泣いてる


12.ひとりぽっちの LOVE SONG

作詞:下田逸郎
作曲:藤井フミヤ

ふりむく時に 見ぬく 君がいる
恋とか愛に 心 動かない ぼくを

旅のはるかさへ ひとり逃げ出した
ぼくの 弱さ それで
君は物語 紡ぎだせ

はじまりは そこからさ ひとりぽっちの LOVE SONG

君の肩ごし 浮かぶ ヒコーキと
部屋のあかりを 消した 君がいて きまる

古い映画だね ラストシーンでは
君の 演技 光り
ぼくの物語 おしまいさ

君も同じさ いつも ひとりぽっちで LOVE SONG

旅のはかなさを 愛の幻を
ふたり 演じ そして
物語なんて 忘れてく

おしまいは いつも そうさ ひとりぽっちの LOVE SONG
はじまりも ここからさ ひとりぽっちの LOVE SONG


13.星空の片隅で

作詞:藤井フミヤ
作曲:藤井フミヤ

これでいいんだ きっとこのままで
なんども心にいい聞かせよう
こんなに胸が苦しいなんて
時だけを見つめる
水彩で描かれた窓 すべての線が滲んでゆく

これでいいんだ きっとこのままで
どこまでも一緒に歩きたかった
声も香りも手の温もりも
薄明かりの蜃気楼

子供の頃のような泪がこぼれてゆく
何もできなくて声をあげ膝を抱いて
飛べない鳥のように 君を見上げている
広い星空の片隅で 今 Love me

愛の証はどこにもなくて
ふたりの心の中にあるだけ
何もいらないその方がいい
いつもそばに感じる
色あせることのない 瞼の裏に永遠に

ふと風にのり旅に行きたい
地図にないくらい遥か遠くへ
いつか思い出と振向けたなら
ひとつ前に歩きだそう

子供の頃のように泣き疲れ眠りたい
夢を見た事も覚えてないほど深く
飛べない鳥のように君を見上げている
広い星空の片隅で 今 Love me


14.君に会えてよかった

作詞:河口京吾・藤井フミヤ
作曲:河口京吾

疲れ果てた夜に 君に会えてよかった
何も言わずにただ 見つめ返してそこにいる

君を今 守りたい
僕には自分さえもいらない
そして今 安らかに
変わらぬ思いで君を抱きしめて
眠りにつこう

僕に言える事は 君に会えてよかった
確かな事など 何一つも無いけど

君を今 守りたい
僕には自分さえもいらない
そして今 安らかに
変わらぬ思いで君を抱きしめて
眠りにつこう


15.ENDROLL

作詞:石田衣良
作曲:森安信夫

終わらない恋のなかで 今夜もベットに溺れる
終わらない彼に抱かれ 別な青い夢を見る
探していた夢の人 ほんとに彼でいいのかな
欠点のない人だけど 心醒め切ったままで

いつかはリアルな恋に落ちる
友達はみないうけれど
恋は遠くて見えないよ
厚い扉を打ち破って
ほんとのわたし救いだしてよ
震える少女がこの胸の奥で泣いてる

いくらおしゃれをしても きれいに爪を塗っても oh no no
終わらないエンドロール 愛なき日が流れてゆくだけね

誰かを愛してる振り だんだんうまくなってきた
心のない会話には 心のないスマイルを
あこがれてるよ リアルなラブアフェア
いつかあなたに出会えたら わたし変われると思う
きっとふたりきり歩くんだ 風のなかの日のあたる道
たどりついた新世界の アダムとイブに

あなたはどこにいるの どんな手をしているの ふれて
あなたに出会うドラマ まだ終わりが見えないよ 続く

わたしのひとり もう終わりにしてよ aa あなたの硬く貫く愛で

いくらおしゃれをしても きれいに爪を塗っても oh no no
終わらないエンドロール 愛なき日が流れてゆくだけね
あなたはどこにいるの my love どんな手をしているの ふれて
あなたに出会うドラマ まだ終わりが見えないよ 続く
to be continued…… love to be continued
to be continued……